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その土地を味わう、食と酒の話

〜Stories of Local Food and Sake〜

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海鮮と地酒で幸せに酔えた 旭川の老舗居酒屋

 去年旭川旅行を計画していたが、私の怪我で泣く泣くキャンセル。ダンナさんの「やっぱり旭山動物園に行きたいし、旨い魚が食いたい」という言葉で、今回リベンジすることにした。

 最近山エリアへの旅が続いていたので、海鮮が食べたい欲が高まっていて、迷わず海鮮居酒屋に絞って調べ上げる。去年予約とキャンセルの電話をした時に、活気づいた店内の雰囲気とお店の方の電話対応がとても良かったからと、同じ店を予約。ホテルから10分強だったが、お腹を空かせようと歩いてお店へ向かうことにした。  

 お店に入ると、予約なしのお客さんが何組か待っていた。やはり人気のお店のよう。予約していると伝えると、すぐカウンターへ案内された。厨房やフロアスタッフが「いらっしゃいませ~!」と次から次へと声をかけてくれるのが心地良い。

 山のような短冊のメニューが至る所に貼られていて、何を頼んだらいいか迷う迷う!「八角の刺身食べたことある?あんまり見ないんだけどね。旨いよ~」と北海道出身の知人に言われていたのでメニューに見つけて小躍り。貝好きの私は北寄貝刺も迷わず注文。初めて食べた八角の刺身は、思っていたより脂が乗っていて、ぷりっぷり。北寄貝はとにかく甘~い!本シシャモも身がしっかりしていて旨みが強い。そしてダンナさんが大好きな真ホッケは、とにかく大きい!そして身が厚い!

 これはやはり日本酒でしょうとメニューをチェック。もちろん頼むのは北海道の蔵元。国稀の北海鬼ころしと上川大雪の十勝をセレクト。やはり、地元の食材には地元で醸された酒が合う。  

 ふと、頭の上の短冊に目をやると「本日のおすすめ品 生ラムの肩ロース網焼」の文字。「特製ダレにつけこんだ生肉はやわらかくてうまい!!」の説明付き。迷わず追加。本当に柔らかくて噛めば噛むほどじゅうっと肉の旨みが染み出てくる。甘塩っぱい濃いめのタレ、最高です。いくらでも食べられそう。  他にもアスパラバター焼きなどを頼み、最後の〆はお寿司だよねと、今が旬の秋刀魚の握りと、北海道ならではの山わさび巻きをオーダー。いや~、本当に脂が乗っていて旨すぎだわ、秋刀魚。山わさびは思ったよりツンときて、でも山葵よりは強くなく、〆にはぴったり。

 もっと食べたいものも、飲みたい日本酒もまだまだあったが、さすがにお腹はパンパン。海鮮と地酒で心まで満たされた旭川の夜。やっぱり、旅先の旨いもの探しはやめられない。

<参考までに>

旭川駅からは10分強。本店は臨時休業なので間違えないように。地元の人たちも集う人気店なのでぜひ予約を 。

居酒屋天金
https://tenkin.net/

北海道は食べられる魚介類が種類も鮮度も全然違う。毎回頼む度に新しい出合いがあり、リピート必須

北海道では当たり前の、本柳葉魚をオーダー。身がしっかりしていて弾力があり、旨味が強い

そしてダンナさんが大好きな真ホッケ。いつも食べている縞ホッケに比べ、とにかく大きい!身が厚い!

地酒は地の物との相性を考えて蔵元が味を決めていると知ってから、旅先では必ず地酒を数種類飲むようにしている

短冊の言葉に嘘偽り無し!噛めば噛むほど口の中に肉とタレの旨味や甘さが広がっていく

本当に脂が乗っていて旨すぎだわ、秋刀魚。山わさびは思ったよりツンときて、でも山葵よりは爽やかで強くなく、〆にはぴったり