旅の楽しみ「食とお酒」
〜travel diary of Food & Sake〜
ずっと気になっていた「尾瀬」。知人が毎年通い始めたと聞いてご一緒させてもらうことにした。日帰りかと思いきや、山小屋に泊まるとのこと。長いこと旅行の仕事をしていたが、ここに泊まってまで行こうと思ったことは皆無で、今まで過去に見聞した情報だけだと、かなり我慢を強いられる旅情感ゼロのマイナスイメージ。
ところが知人によると、最近はかなり変わってきていて、結構キレイになり、休憩所も今時のカフェ風だったりしますよ~とのこと。少し調べてみると、確かに夕食のジビエが評判、なんてコメントも。あまり調べすぎるのも面白くないと、今回はそれ以上調べることをせず、当日を迎えた。
朝8時30分に沼山峠登山口スタート。いきなりの急勾配階段に怯みながら、木道を歩くこと1時間半、長蔵小屋にて1回目の休憩。「尾瀬の天然水フラッペチョコレート」というメニューに驚き。中には有名メーカーとコラボしたTシャツやかわいいオリジナル手ぬぐいやバンダナが飾られている。トイレもきちんと掃除されていて快適。
そこから2回の休憩を挟んで、午後2時40分にヘロヘロになりながら宿泊先の尾瀬小屋に到着。のんびりとテラスでビールを飲んでくつろいでいる人々が目に入る。売店メニューを見ると、トリュフニョッキ、真鯛のウロコ焼き、ゆずのソルベコンテチーズがけ・・・?!感激!こりゃまず風呂だ!と慌ててチェックインからの風呂で汗を流し、湯上がりビール!それも生!缶しか飲めないと思い込んでいたので、マジ、ありがたや~。百名山至仏山と尾瀬ヶ原の夕景をのんびり眺めながら、白ワインを追加して鯖のブランダードなんかつまんじゃったりして。標高1420mの尾瀬国立公園内のテラスで優雅なひととき。食後に隣接している他の宿も見てみたが、どこも様々なテイクアウト・イートインメニューを用意していた。これは大人の山遊びな感じでクセになりそう。
18時からの夜ごはんは、豚肉コンフィ~バルサミコソースとともに~、芝エビのエスカペシュ、自家製ブラウニー、オニオンスープ。可能な限り地元の食材を使用している地産地消メニュー。どれも美味しかった。特にスープが絶品!食事時間は45分とやや忙しめだが、20時には消灯となり翌朝は6時から先着順で朝食という山小屋ならでは時間の行動は、いつもと違って新鮮な感覚だった。
翌朝は5時起床。周囲を軽く散歩して、6時20分に朝食をとり、燧ヶ岳の冷たい伏流水を空きペットボトルに詰め込んで7時半に出発。途中また休憩を挟みつつ12時35分に無事ゴール。駐車場行きのバスを待つ間のビスケットが、これまたいつもの何十倍も旨く感じた。甘みが疲れた身体に沁み渡る。
60歳にして初めての尾瀬、それも山小屋に泊まるの巻。かなり変わっていた山のサービスに、やはり自分で実際に行ってみないとダメだなと痛感。そして、登山やハイキングのブームが納得できるポイントをいくつも見つけられ、実感できた機会にもなった。
<参考までに>
尾瀬は福島県・群馬県・新潟県と3カ所から入ることができる。今回私は福島県檜枝岐村からスタート
尾瀬ひのえまた山旅
尾瀬のことを知るために一度は見てほしい
尾瀬保護財団
今回泊まったのはこちら
尾瀬小屋






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