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その土地を味わう、食と酒の話

〜Stories of Local Food and Sake〜

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地元のものを食べ、地元の酒を飲む。会津で感じた、土地を味わう楽しさ|福島県・東山温泉

今年の夏休みは2泊3日。1泊は、元同僚と会津でお仕事をした時に推してくれた宿。偶然にも以前、日本酒が充実していると聞いて行こうとしたものの、コロナで行けなくなったところだった。

全国新酒鑑評会で福島県が2年連続日本一になるなど、日本酒の評価が高いエリアだけに、どんな日本酒が飲めるんだろうとウキウキしながら、会津は東山温泉へ。

車で入口の橋を渡りパッと外観を見渡した時に思っていたより部屋数は多かったので、夏休み期間中ゆえに色々待たされるか不安がよぎった。でも、フロントも3人態勢でテキパキと対応してくれてスムーズだった。大浴場は大丈夫かなと思ったが、これまた3カ所あったからか、家族連れと時間がうまくずれたからか、洗い場も待たずにのんびり湯舟に浸かることができた。
温泉が全て源泉掛け流しという贅沢。お湯は熱すぎず温すぎず、肌当たりもよし。さすがナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉。

風呂上がりにドリンクコーナーへ立ち寄り。湯上りにうれしいアイスキャンデーやソフトドリンクはもちろん、日本酒やサワーがあり、ウイスキーや焼酎は炭酸や水で割って飲めるようになっている。おつまみ的なお菓子まで。それを手に、家族連れやカップル、女性3人組などがソファーで談笑している姿が微笑ましかった。

そして、お楽しみの夕食タイム。おしながきの「旬の食材・地元の食材 創作料理でご用意しました」「こだわりのお米『会津産コシヒカリ』と料理を美味しいお酒と共にお楽しみください。」この言葉にグッと来た。その言葉通り、会津名物こづゆをはじめとした、会津や県内の郷土料理や旬の食材をふんだんに使った料理が楽しめた。

会津の名物、馬刺しの付いたプランにしたのだが、これもまた本当に柔らかくてツヤツヤで、臭みが全くなく、美味しかった。付いていたニンニク入りの辛子味噌ダレをお醤油に溶かして食べるのが最高。会津地方ではこれが定番スタイルとのこと。

そして、福島、それも会津といえば、日本酒!

会津坂下には全国的に人気の酒蔵も多い。何を飲もうかとスタッフに話しかけると、丁寧におすすめを話してくれた。ここのスタッフが企画したオリジナル日本酒があると聞いて、そこまで日本酒にこだわっている宿なのかということに衝撃!もちろんその一杯をオーダーしてじっくり味わった。

また、印象的だったのが、お酒を勧めてくれたスタッフが嬉しそうに、そして「これはマジで美味しそうだなぁ」というのが伝わる静かな熱量。おすすめを持ってきて注いでくれる時の笑顔が、日本酒の旨さを物語っていた。

翌朝はバイキング。
その日はゴルフの予定だったので食べ過ぎ注意だったが、うっかりカレーまで完食。みずみずしそうなキュウリやトマトが大きめに切ってあり、そばには自家製味噌。ごはんのお供に合う長芋やめかぶ、ナメコなどが並び、納豆も地元メーカー。

ごはんは白米、玄米、お粥、もちろん地元産米。デザートも自家製のものがずらり、隣にはフルーツ王国福島ならではのフルーツが盛られている。コーヒーを部屋に持って帰れるのも、ちょっとしたことだがうれしいサービス。
本当にゴルフの予定が悔やまれる。もっとたくさん食べたかった……(笑)。

郷土料理はもちろんだが、地元産の旬な食材の使い方、見せ方、酒どころならではの日本酒のラインナップ、フリードリンクスペースなど、本当に充実感いっぱいの宿でした。この宿を教えてくれた同僚が「みんな、もっと真似をすればいいのに。あの宿、売れてるんだから」という言葉にはめちゃめちゃ納得だ。

参考までに

今回泊まった宿は、こちら

福島県 会津東山温泉
くつろぎ宿 新滝
https://www.jalan.net/yad309135/

自社HP
https://www.kutsurogijuku.jp/

さすが酒どころ、日本酒、ウイスキー、梅酒、焼酎が冷水や炭酸水とともに並んでいる

旬の食材、地元の食材はもちろんだが、酒のアテになりそうなものも色々登場する。ついついお酒を頼みたくなる。食前酒が地酒というのも嬉しかった

本当に美味しかった馬刺。そして福島では馬刺にこれ、という辛味噌。パンチがきいてガツンとくる味。濃いめの日本酒を合わせたくなる

奥にあるのが会津地方を代表する伝統的な郷土料理「こづゆ」。ホタテの干し貝柱でだしを取り、野菜や乾物を醤油ベースの薄味で煮込んだもの。手前の夏野菜バーニャカウダもとても美味しかった

朝のバイキングの野菜コーナー。これを見た瞬間「そうそう、こういう切り方だ味噌をつけてばくばく食べたくなるよね。トマトも山盛りで美味しそう!」と思った。ちょっとしたことだが、大事

身体にいいものでも、自宅で野菜料理をたくさん作るのはなかなか大変。我が家は2人暮らしなのでなおさら。なのでこういうのはめちゃめちゃありがたい。胃が喜んでいるのが分かる。福島の郷土料理イカ人参もあった

朝からずらりと並ぶデザートの数々。朝のバイキングで何種類もきちんと作られたデザートがあるのは、旅館ではあまり見ない印象

主人が持ってきた納豆は、地元の製造メーカーのもの。福島県、実は全国でも納豆の消費額がトップクラスらしい。同僚に連れて行ってもらったスーパーでは、地元産の納豆が棚一面に並んでいて驚いた

朝のバイキングで日本酒!さすが福島県。ゴルフに行く予定が無ければ間違いなく飲んでいた(笑)

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